生活

昨晩の雨風は午後11時過ぎにバイクを走らせていたので身をもって感じました。

川は氾濫しそうなくらい迫っていて、雨は大粒。
家の近くの塀からは水が勢いよく流れていて地面は大きな水溜まり。
風はごぉーっと地面をまくりあげるように吹いていました。

こんなに降って、吹いて明日は大丈夫かなぁ、洪水になってしまわないかなぁ。
と不安になりながら床についたのですが、朝起きればなんとも爽やかな朝日と雲が迎えてくれた。
電車やバスも普通に走り、道は乾いて、なにもなかったかのよう。

生活というのはあのくらいの雨風では形を崩さないんだな、と感心しつつもある日ラジオでふと聴いた内容を思い出した。

福島の原発事故が本当に収束するのは60年、いや80年はかかるでしょう。

2011年3月11日まで普通の生活を送っていたその場所が少なくとも80年はそこで生活ができない。

当たり前の事なのかもしれないのだけど、
ものすごいことだ。強くて大きな台風よりも何万倍も恐ろしいものがこの日本にはある。

そこで生活して行くこと、それがどんなことなのか考えねばならんなぁ。